うるのん「富士の天然水」の評判を検証|うるのんは本当に美味い?
隊長は、バナジウム水である、うるのんの富士の天然水を飲んでみたので、紹介しようと思う。
うるのんでは3種類の水から好きなものを選べる。
・富士の天然水(天然水・硬度72 弱アルカリのバナジウム水)
・富士の天然水さらり(天然水・硬度29・弱アルカリ)
・やわらか水(RO膜水・硬度22.4・弱アルカリ)
の3種類だ。このうち、隊長は、奥さんがバナジウム水飲みたい!って言うので、富士の天然水を頼んだのだ!
富士の天然水の詳しいスペックは以下の通り。
[colored_box color=”green” corner=”r”]硬度72 pH8.5(弱アルカリ) バナジウム水
※以下、水100mgあたりのミネラル含有量
カルシウム13mg ナトリウム54mg カリウム2.3mg マグネシウム9.5mg
バナジウム100μg[/colored_box]
水の性質としては、健康にメッチャ良い内容だ。硬度が高めで弱アルカリ性なので、女性の悩みの解決とか、健康のために飲む水としては理想的。ただ、マグネシウムの量がカルシウムに比べて多いのが気になる。カルシウム:マグネシウ=2:1とか3:1が理想ということが、よく本には書いてあるのだが・・・この比率以上にマグネシウムの量が多い水は、使った時に苦味が出ることが多い。今回の水は、まさにその部類だ。
うるのん「富士の天然水」、水だけで飲んでみたら・・・美味い!
まずは基本から。水だけで飲んでみた。美味い!飲みごたえのある美味さだ。夏の暑い日に、ゴクゴク行きたくなる感じの水で、山登りの途中で湧き出ている清水を飲んで、「プハーっ!美味い!」って叫びたくなる雰囲気の水だ。
同じ時期に会社で飲んでいたアルピアウォーターが、メッチャ軽い水だったので、その違いが特に良くわかった。
隊長の家には娘がいるのだが、隊長に無断で、ガブガブ飲んでしまい、あっというまに水が減ってしまった。
また、隊長には祖母がいる。高齢者って、熱中症の予防やら、脳梗塞の予防やらで、水の補給というのが健康維持の上でとても大切なのだが、中々水を飲んでくれないのが世間相場。飲み込む力が弱くなったり、のどの渇きを感じにくくなったりするからだそうだ。隊長の祖母も、やはり同じ感じで、いつも「水をしっかり飲んでね」っていくら言っても飲まない。それが・・・自分で水を飲んでくれるのだ。これは感動!祖母曰く「この水は本当に美味しい!」だそうだ。高齢者の健康維持には、もってこいの水だってことなのだ。
インスタントコーヒーを入れてみた
さて、隊長のくつろぎのひと時を楽しむために、うるのんの富士の天然水でインスタントコーヒーを入れてみた。色とか香りについては特に特徴はない。で、一口飲んだみたが・・・
んん?何だかコクがないぞ?不味いわけじゃないんだが、水道水を浄水器でこした水で入れた方が美味いのだ。味が硬くて、風味が削がれてしまっている感じだ。飲んだ後、口の中にふんわりとした風味が残ってくれない。どうやら、インスタントコーヒーと富士の天然水は相性が悪いようなのだ。
うるのん「富士の天然水」でドリップコーヒーを入れてみた
さて、今度はドリップコーヒーだ。近所のスーパーで買ってきた挽豆を使って入れたコーヒー。うるのんの「富士の天然水」でも美味しく入るだろうか・・・?
まずは香り・・・なんだが、あまり際立った香りがするわけじゃあない。普通だ。これは期待はずれか??
不安を抱えつつ、一口飲んでみる。うん、美味い!香りは大したことないんだが、味はとてもまろやかだ。深みもあって、コクもある。いつも、ミルク+砂糖でコーヒーを飲んでいる隊長も、全然ブラックでいける味なのだ。まろやかさは、中々良いのではないだろうか。
一方で、苦みが少し強い気もする。金城の華や日田天領水と同時に飲み比べたわけではないが、まろやかさでは、うるのん「富士の天然水」が上、苦味が上手く出てくれるのは金城の華や日田天領水といったところだろうか。
うるのん「富士の天然水」でティーバッグの紅茶を入れてみた
次は、ティーバッグの紅茶を入れてみた。まず、お湯を注いだ時の色付きが、メッチャ早かった。ティーバッグを入れたカップにお湯を入れると、一瞬にしてパーッと色が広がる。これは期待できるのでは・・・?なんて思って一口飲んでみた。
・・・が、色付きの良さとは裏腹に、普通の味だ。他の水と大して変わらない。普通の紅茶。・・・・う~ん・・・・インスタントコーヒーとか、ティーバッグの紅茶とか、素材が大して良くないものだと、あまり美味しくならないのだろうか・・・・?
ティーポットで紅茶葉から出してみた
うるのん「富士の天然水」で日本茶を入れてみた
今度は日本茶を入れてみた。急須にお茶っ葉を入れてお湯を注ぐ。香りは良い。フワッと良いお茶の香りがする。一口飲んでみたが、、、苦味が強い。一杯目は甘味が強く出るはずなのだが、それが無い!なんだか3杯目くらいのお茶の苦味が出ているのだ。あまり日本茶には合わないのだろうか・・・。
同じタイミングで、アルピナウォーターで入れたお茶を飲んだが、そちらの方がはるかに美味しかった。
うるのん「富士の天然水」でご飯を炊いてみた
さて、うるのん「富士の天然水」でご飯を炊いてみた。実は、ご飯好きの隊長としては、ここは一番期待していた。美味しい天然水を使えば、さぞかし美味しいご飯が炊けるのでは・・・?という期待に胸を膨らませていた。使用したのは、山形産のコシヒカリ。
さて、ご飯が炊けた。・・・が、炊飯器からあまり良い香りがしないのだ。嫌な匂いがするわけじゃない。ただ、あまり炊き立ての香りがしない。茶碗に盛っても、ご飯のつやとか香りとか、、見た目の「おいしそー!」っていう雰囲気がない。
まあ、考えていても仕方ないので、一口、パクっといってみた!
ん、んん・・・・?なんじゃこりゃ!?パサパサしている。モッチリ感がない。噛んでみても味が・・・味気ない。そんなに美味しくないのだ。
隊長としてはちょっと不服。だって期待でいっぱいだったから。それで、リベンジするために米を変えてみた。今度は、山形産のあきたこまち、しかも無洗米!銘柄を変えて無洗米にしてみた。
今度はふっくらと炊けた。香りは・・・でも普通だ。一口パクッといってみたが、、、やっぱりパサツキ感がある。噛んで見ると甘みはしっかり出るけど、日田天領水や金城の華の時のような感動が無い。どうやら、うるのんの「富士の天然水」はご飯を炊くのに適していないようだ。
富士の天然水の味をまとめてみる
ここまでのレビューの内容をまとめてみる。口コミの一つと思って参考にして欲しい。
そのまま飲む [icon image=”star5-5″] :美味い、最高
インスタントコーヒー [icon image=”star5-2″] :コクが無い
ドリップコーヒー [icon image=”star5-4″] :味はまろやかで美味しいが、少し苦味がある
ティーバッグの紅茶 [icon image=”star5-2″] :風味が十分に出てくれない
日本茶(急須から入れたもの) [icon image=”star5-2″] :苦味が強い
ご飯を炊く [icon image=”star5-3″] :パサパサしている、風味も弱い