契約前に確認して!ウォーターサーバーのノルマと一時休止
ウォーターサーバーを契約する時って、そこそこお金がかかるわけなので、慎重になると思う。でも、初めてのウォーターサーバー選びで見落しやすいことがあって、それが、宅配水のノルマとスキップという制度なのだ。
ウォーターサーバーのノルマについて
ウォーターサーバーのサイトを見ていると、「よくある質問」に必ず書いてあるのが
「ノルマはありますか?」っていう質問。
ノルマって言うのは、「毎月、これだけは必ず買ってもらわないとなりません」っていう縛り。これ、ウォーターサーバーみたいに長期で契約するものについては、どうしても神経質になってしまう。
で、実際にノルマってものがあるのかって言うと・・・大部分のウォーターサーバーではノルマがあるって考えてほしい。でも、困ったことに、ウォーターサーバーの会社から「ノルマ」として表記されているものって、ほぼ見たことがない。
実際には、定期配送の場合の最低ラインが、このノルマにあたるのだ。
例えば、「1回の配送は2本から」「配達の周期は、2週間、3週間、4週間から選べます」とか書いてある場合がある。そうなるとその中で、一番ペースが遅い定期配達のペースで最低本数、つまり、「4週間おきに2本ずつ配送」というのが、いわゆる「ノルマ」にあたる。
じゃあ、実際のところ、ノルマってどの程度のものなのか?って言うと、ほとんどの定期配送のウォーターサーバーでは、「1ヶ月あたり12Lボトル2本」というのが相場のようだ。金額にすると、2,500円~4,000円くらい。これがノルマってことになるのだ。
ウォーターサーバーのスキップ(一時休止)について
ウォーターサーバーのサイトを見ていると、「スキップ」って文字が書いてあることがある。隊長は、スキップ?それ跳ねるの?みたいに思ってしまったのだが(汗)、これは、水の宅配を一回分だけ休止すること。
このスキップ(一時休止)って言うのは、ノルマと同時に設定されている制度で、毎月の定期宅配を、一時的にお休みできるというものだ。「思ったほど飲まなかったので、まだ水があまっている」とか「今月お金が苦しいから、ウォーターサーバーお休みできないかな」みたいな場合に使える便利な制度だ。
例えば、6月に4週間に2本ずつの配送で契約したとする。そのまま飲み続けていたものの、気温が下がってきた10月になったら、あまり水が減らなくなった。ボトルはあと2本丸々残っているけど、2週間後には次の配達日になってしまう。
こんな場合は、ウォーターサーバーの会社に連絡をして、もしくはネット上のユーザーページから、「今月の配送は中止して下さい」ってことを指示できるのだ。これをスキップって言う。で、この残っている2本を、その次の配送日までに飲んでしまおう・・・っていう感じで、ウォーターサーバーを使っていくことが出来るのだ。
最近のウォーターサーバーの会社は、ほとんどがスキップの制度を採用しているので、契約前に確認しておいた方がよい。
スキップについては、一応制限がついている場合が多い。「スキップは1ヶ月だけ」というのが最も多いのだ。つまり「1ヶ月のお休みは良いけれど、2ヶ月連続でのお休みはダメですよ~」っていうことになる。
でも、これがあるだけでも、定期配送の契約がしやすくなることは間違いないのだ。